
リレーブログ【第853号】
裁判と政治
【2012年 2月24日(金)】
刑事事件の裁判に関する話題がTVや新聞で頻繁に報道されている。
民主党の小沢元代表の強制起訴での調書不採用の問題、煉炭連続殺人事件の裁判員裁判の経過、そして少年法適用か否かで上告棄却死刑確定の報道など。
法治国家なのだから法律に基づいて判断し、決定することが原則なのだが、解釈によっては異なった結論が導き出されることがしばしば見られる。
人を裁くのが人であることから、完全であることは望めないかもしれないが、世論の納得と今後の抑制効果が求められる。
政治も「決定」することを心髄とする以上、納得のいく政策決定をすべきだ。
その意味でも政治を志す者は世情に敏感でなければならない。
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