
リレーブログ【第906号】
いじめ問題と教育のあり方
【2012年 7月24日(火)】
連日のテレビや新聞報道では「大津市のいじめ問題」が取り上げられている。
概要について説明するのは省略するが、教育委員会の体質が根本的に問われている。
戦後65年以上経過した民主教育のツケが一挙に噴出した気がする。
教育委員会は独立した行政委員会で教育長は事務局長。
制度上は5名の教育委員が合議で決定し教育行政全般を執行する。
教育長はその現場責任者で教育委員会委員長がその上である。
それなのに委員長の存在感は薄く責任の所在も不明。
戦前の軍国教育から民主教育へ制度転換したにもかかわらず、教育公務員を自己保身化させると言う皮肉な結果となったのではと考えてしまう。
5月に足立区議会の先生方と教育に関する勉強会を行った。
様々な問題がある。
学力、給食、学級崩壊、既にある問題は一つずつ解決していかなければならないが、問題を作らせない環境・仕組みを作っていくことが今後一番の課題ではないだろうか。
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