
リレーブログ【第873号】
鳩山元首相のイラン訪問に思う
【2012年 4月17日(火)】
米軍普天間飛行場の移設問題で混乱を招いた鳩山元首相が、また迷走した。
我が自由民主党の山本−太参議院議員に、「絶対ろくなことにならない。
日本の国益のために羽交い締めにしてでもやめさせてほしい」言わしめた今回のイラン訪問。
玄葉光一郎外相は鳩山氏の訪問中止を求めた自民党の山本一太氏の質問に対し「そういう思いもなくもない。
働き掛けを全くしていないわけではない」と述べた。
さらに「あたかも政府の代表であるかのように行って政府の方針と違う立場で臨む二元外交にならないよう慎重な対応を促したい」と語り、「考え直してくれ」「行かないでくれ」と言っても、頑として自分の主張を曲げない頑固さはいかがなものか?
それが良い方向性での頑固さなら良いのですが、誰の目にも「間違っている」「利用される恐れが強い」という状況で決行してしまうのだからあきれてものも言えません。
今回の批判の要点は、アフマディネジャド大統領との会談で「国際原子力機関(IAEA)は二重基準を適用しており公平ではない」と、イランに対して厳しい見方をしているという、イランびいきの発言をしたと報じられたこと。
「私はそんな意味の発言はしていない!」と怒った顔して訴えてましたけど、周りの人はみんな「だから行くなって言ったんだよ!」と怒るばかりです。
自分の思いつきを咄嗟に行動に移してしまう鳩山元首相、の巡り合わせとは言え一国の総理を務めた人ですから、自分の発言や行動が周囲にどう解釈されるか?とか、考えて欲しいと思います。
野田首相はこのように外交センスのない人を党の外交顧問にしたんです。
民主党政権って日本の国益ってものをどう考えているんでしょうか?私には理解できません(-_-)
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