
リレーブログ【第1275号】
歴史の流れを感じる
【2016年11月17日(木)】
足立区のシンボル《荒川》の右岸で恒例の環境美化清掃活動を行いました。雄大で穏やかに水が流れる姿は大昔からずっと流れていたように思い感じますが、昔は周辺地域に水害被害をもたらす暴れ川とも言われていました。その被害を解消するため荒川放水路が人力により掘られ開通してから86年が経ちます。
当時の水害に関する書籍を調べていると荒川放水路の開発に御尽力された土木技師の青山士氏に辿りつきました。亡くなられて53年が経ちましたが、100年前の事業功績はいまなお私達の生活を護り豊かさを与えてくれています。即効性を求められた当時の計画・未来を見据えた計画は本当に素晴しいと思います。
まちがどのように計画され、形成してきたかを考えるこのタイミングで区の中央を流れる荒川放水路の歴史、特性を学び直しながら当時の水害と向き合ってきた先人達を追いかけてみたいと思います。
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