
リレーブログ【第1339号】
別れと出会いの季節
【2018年 4月17日(火)】
毎年、この時期は寂しさと新たな出発に様々な感情がこみ上げてきます。
さて、これまで教育に力を入れるよう議会で発言してきましたが、ただ成績を上げるためではなく、なぜ教育が大切なのか。力を入れなくてはいけないのか。言い表しづらかった言葉を地元の校長先生が分かりやすく卒業生に送っていたのでご紹介したいと思います。
《皆さんはなぜ、学校で勉強をするのか》
いい点数を取るため?いい学校に入るため?いい会社に入るため?
これまでしてきた、そして今後もおそらくするであろう勉強の多くは、一つの正解にたどり着くために、考えたり話し合ったりします。そして、その中で、どうすれば、よりよく一つの正解にたどり着けるのかについて意見をまとめ、発表するなどしていきます。
しかし、世の中には正解が一つしかない問題というのは極めて少ない、というのが事実です。
正解がいくつもあったり、場合によっては正解などなかったりする問題の方がはるかに多くあります。環境問題や世界平和の問題などがそう言えます。単純にこうすれば解決するという方法は見つかりません。そして、今この瞬間も深刻な問題として進展しつつあります。では、どうするべきなのか?
【校長先生の考えはこうです】
だからこそ、今ある知識が必要であり、知恵を出し合って協力し合う仲間が必要。そして、そうした難しい問題に立ち向かっていく勇気が必要。
だからこれまでの勉強を通して、そうした力を身に付け、仲間を増やしてきたのであるし、これからもより沢山の力を身に付けて仲間を増やしていくことが必要なのだと思う。
この言葉を聞いて未来を担う子供たちにたくましく自立をしてもらうために充実した教育環境が必要なのだと改めて感じました。教育は教育委員会だけでも出来ないし、保護者、地域の皆さんの理解が必要です。まち全体で一人ひとりを育てていくそんなまちづくりをしたいと思います。
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