
リレーブログ【第569号】
世界の平和《築き、守りぬくために…》
【2009年10月15日(木)】
錦秋の候、台風18号で被災された方々に心よりお見舞申し上げます。
2020年までに核兵器なき世界を実現するべく、日本は広島・長崎が共催する形で夏期五輪招致を検討。
被爆地である両市は「核廃絶」と「平和」を世界に訴えたい考えだ。
この度、世界最大の核保有国の指導者が「核廃絶」を訴えオバマ大統領がノーベル平和賞に選ばれた。
米大統領として、広島・長崎への原爆投下に初めて正面から向き合う姿勢だ。
数年前に両地を視察した際、原爆記念館で翻訳機のイヤホンを耳に、涙しながら過去の現実を受け止めていたアメリカ人の青年の姿が忘れられない。
二度と繰り返してはならない核戦争という悲劇を撲滅するため、オバマ米大統領の掲げた「核兵器のない世界」を目指す必要がある。その一歩として、被爆地である広島・長崎に各国の人々が訪れ、核廃絶への理解を深める場とすべく、オリンピックを開催させたい。
『戦争はただ闘いの無いことではない。それは魂の美徳によって成される。』“スピノザ”
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