
リレーブログ【第701号】
人間のちから・可能性《奇跡の先に見える光》
【2010年10月15日(金)】
秋の夜長、灯火親しむ頃。
去る8月5日、南米チリ北部サンホセ鉱山で落盤事故が発生し、33人の作業員が閉じ込められた。
当初、絶望視されていた作業員の生存であったが、事故発生から約2週間後に奇跡的に全員の生存が確認されたのだ。
しかし救出までには3ヶ月の時間を要するとのこと。高温多湿の劣悪な環境の中、作業員たちは本当に頑張れるのかと心配した方も少なくないでしょう。
しかし彼らは、最悪な状況の中でも、秩序を守り、役割を分担し、そして仲間を信頼し救出まであと一歩のところまで頑張り抜いたのだ。
明日(日本時間13日正午)より救出が始まる…素晴らしいの一言に尽きる。
[政治とカネ]、[尖閣諸島中国漁船衝突]の問題等々、説明責任も果たさず、挙げ句に責任を検察に押し付ける無責任か政権政党には、「必死に頑張っている作業員たちの爪の垢でも煎じて飲ませてやりたい」とさえ思う。
このブログが掲載される日までに、全員無事に救出されることを祈るばかりだ。
『危険が身に迫った時、逃げ出すようでは駄目だ。
かえって危険が二倍になる。
しかし決然として立ち向かえば、危険は半分に減る。
何事に出会っても決して逃げ出すな。決して』“ウィンストン・チャーチル”
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