
リレーブログ【第824号】
広がる波紋《しかし…そして…。》
【2011年11月16日(水)】
冬の足音を感じる今日この頃。
尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件のビデオ映像を流出させたと名乗り出た海上保安庁の職員を、守秘義務違反の容疑で逮捕する方針とのことだ。
果たして逮捕に値するのだろうか。
国民はありのままの事件の全貌を知る権利があるはずだ。
また、あの中国人船長への対応は妥当であっただろうか?
領海侵犯、2度の体当たりは日本の法律に基づけば罰するべき行為だった。
しかし無罪放免。
なんとも情けない政権としか言い様がない。
一年が過ぎても国家統治は落ち着かない。
政治の指導力と官僚組織の劣化が進行してはいないだろうか。
何かが壊れ始めた今の日本を救うべく、我々が力を発揮する時だ。
『理性・判断力はゆっくりやって来るが、偏見は群をなしてやってくる』“ルソー”
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