
リレーブログ【第904号】
政党とは…《離党問題を考える》
【2012年 7月11日(水)】
冷たい風が雨を運んで来たかと思えば、肌を刺すように暑い日差しが顔を見せる。
皆さんも体調にはくれぐれも注意していただきたい。
しかし国政の中心も天候に負けないほど不安定…というのはいただけない。
民主党員の集団離党は、その行動自体の問題にとどまらず、安易な、ツールとしての離党を招きかねない。
TPP交渉参加の是非が再び持ち上がっているが、民主党内では、もし参加表明があった場合は集団離党するという反対派の声もあるようだ。
組織に所属するという道徳や意義、国政に資する態度とはどういうものなのか。
政党は民主制を支える意志の単位の1つと考えるが、概念を再考・再認すべき時なのかもしれない。
『鉛の本性から黄金の行動を引き出すことは、いかなる錬金術といえども不可能である』“スペンサー”
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