
リレーブログ【第963号】
〈震災復興への想い《ひまわりのおかを手にとって》〉
【2013年 2月11日(月)】
暦の上では春とはいえ、いまだ寒さの抜けきれない日々。
足立区では「ひまわりのおか」という絵本の朗読会が行われた。
震災で子を亡くした母の想いが綴られた絵本だ。言いようのない涙が溢れてくるこの想いを、私たちは忘れてはならない。
東日本大震災の復興司令塔、復興庁が発足してから1年になる。
安倍総理は今までの問題や指摘を踏まえ、庁の組織再編や権限強化を打ち出し、準備を整えた形だ。
絵本から感じた、人々を共鳴させ想いを伝え合う力。
それを現実の形に変える力を政治は発揮しなければならない。
国の迅速な行動を期待すると同時に、復興のため、天災を人災にしないために、私たちひとりひとりが想いを伝え合い、出来ることを実践すべき決意を改めて抱いた。
『社会はひとつの船のようなものだ。誰もが舵を取る準備をする最中にある』"イプセン"
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