
リレーブログ【第1059号】
元気な足立へ≪美窓理論とまちづくり≫
【2014年 5月11日(日)】
暖かな日和に、緑が街を染める時節となりました。
突然ですが、割れ窓理論という言葉をご存じでしょうか。
割れた窓を放置していては、管理されていない地域という意識が広がり、犯罪を誘発するという考え方のことです。
日本は、その治安の良さを誇りにして良い国です。
落ちた財布が戻ってくる…自販機やATMが機能する…おもてなしの心でも語られていましたね。
そんな日本の首都東京の中で、足立区は治安の悪さが懸念されていました。
しかし昨年9月の調査では、治安が良いと感じる人が、悪いと感じる人を上回ったということです。
これは、冒頭の割れ窓理論から考えられた、ビューティフルウィンドウ運動の賜物だと思います。
逆に美しい街を形成・維持することで、自然な治安の改善につなげようというものです。
私が注力を続けている元気な足立の理想に少しずつ近づいていると確信しています。
美しく、人の心がより豊かになる街を目指し、いっそう精進して参ります。
『真の安全は個人の努力よりむしろ、社会の模索の果てに見出だされる』"ドフトエフスキー"
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