
リレーブログ【第1065号】
信頼する力≪寄り添いあう街を≫
【2014年 6月11日(水)】
道端の紫陽花が雨に沈む気持ちを照らしてくれる時節になりました。
「人を信じるのが難しい時代になった」昨今の社会情勢を受けた常套句です。
そこでよく聞かれるのが、監視体制を強化しなくては、という考え方です。
先月お話した美窓運動の意義は、人や街への思いやりにあります。
監視の目ではなく、優しさの目を受けて、自ら正すことが必要です。
理想に過ぎない、と言われるかもしれませんが、実際に効果は見られたと思います。
行き詰まったら制度で管理や制裁を強めるのではなく、優しさの目を通わせられる、人を信頼して生活に寄り添える街づくりを、諦めず形にして参ります。
『世の中は決して行き詰まらぬ。行き詰まったのなら、これは熱と誠がないからである。』“北里柴三郎”
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