
リレーブログ【第1086号】
己を見つめる力《努力と精神》
【2014年 9月11日(木)】
ひぐらしの消えゆく声が秋を予感させる今日この頃。
実に華やかなニュースが飛び込んできました。
テニス界における日本人初の快挙、錦織圭選手の準優勝。
その偉業は我々の心を奮わせて止みません。
しかし考えてしまうのは、本人の底知れぬ悔しさです。
計り知れないという言葉では到底及ばぬ程の努力を重ねてきたはずです。
順位だけではない、他の誰でもなく自分との戦いの中で、どれほど苦心したことでしょう。
自分と向き合い戦うことがどれほど困難で、精神を削ることなのか垣間見たように思います。
誠実に、ひたむきに努力する青年の姿に心打たれると同時に、自己と向き合い省みる姿勢を我々が忘れてはならないと身を引き締めさせられます。
区政も、新たに布陣を固めた国政も、この若者の精神を体現するような歩みを進めなければなりません。
『競い合うとは、常に自我を試されているということだ』“アイルトン・セナ”
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